全国都道府県対抗男子駅伝2026エントリーメンバー一覧発表|優勝候補と注目選手は誰だ!

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2026年1月18日、広島の地で「第31回全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)」の号砲が鳴り響きます。箱根駅伝の興奮冷めやらぬ中、郷土の誇りを胸にタスキをつなぐこの大会は、世代を超えたドリームチームの競演が見どころです。

  • 箱根駅伝で活躍した大学生エースの故郷凱旋
  • 都大路を沸かせた高校生ランナーの進路と走り
  • 将来の陸上界を担うスーパー中学生のデビュー

本記事では、大会直前に発表された最新情報に基づき、全47都道府県のエントリーメンバーや注目選手、そして優勝争いの展望を余すところなくお伝えします。

全国都道府県対抗男子駅伝2026エントリーメンバー一覧と大会展望

第31回大会となる2026年のひろしま男子駅伝は、例年以上にハイレベルな高速レースが予想されています。各都道府県が提出したオーダー表(エントリーメンバー)を見ると、実業団・大学・高校・中学の各世代でトップクラスの実力者が名を連ねており、どこが勝ってもおかしくない混戦模様です。

世代を超えたタスキリレー!チーム構成のルールをおさらい

都道府県対抗駅伝の最大の魅力は、中学生から社会人までが同じチームで戦う「世代融合」のシステムにあります。
エントリーメンバーは各都道府県で選抜されますが、実際に走る7区間の走者には厳格な区分が設けられています。

区間 距離 指定区分 特徴
1区 7.0km 高校生 スピードランナーが集結する重要区間
2区 3.0km 中学生 将来のスター候補が競うスピード区間
3区 8.5km 社会人・大学生 各チームのエースが投入される花の3区
4区 5.0km 高校生 中盤の流れを作る粘りの走りが重要
5区 8.5km 高校生 高校生最長区間、各校のエースが登場
6区 3.0km 中学生 アンカーへのつなぎ、秒差が勝負を分ける
7区 13.0km 社会人・大学生 最長距離、優勝決定のドラマが生まれる

このように、高校生が3区間、中学生が2区間、社会人・大学生が2区間を担当します。
特に中学生区間(2区・6区)での順位変動や、エース区間(3区・7区)でのごぼう抜きは、この駅伝ならではの醍醐味と言えるでしょう。

王者・長野県の連覇なるか?強力な布陣を分析

近年の都道府県対抗男子駅伝において、圧倒的な強さを誇っているのが長野県です。
2026年大会も、佐久長聖高校出身の大学生エースや、現在も高校駅伝界を牽引する佐久長聖の現役選手を中心に、隙のない布陣を敷いています。

特に注目すべきは、厚みのある選手層です。
長野県は中学生の育成システムが非常に充実しており、全国中学校駅伝大会でも上位入賞常連校から優秀な選手が選抜されています。
彼らが確実に流れを作り、後半の強力なアンカー陣にタスキを渡す展開になれば、連覇の可能性は極めて高いと言わざるを得ません。

打倒長野の一番手!兵庫県と埼玉県の戦力

長野県の対抗馬として名前が挙がるのが、西の横綱・兵庫県と、東の雄・埼玉県です。
兵庫県は西脇工業や須磨学園といった名門高校の選手に加え、関西の実業団に所属するトップランナーを擁しており、爆発力はナンバーワンです。

一方の埼玉県も、埼玉栄高校をはじめとする高校生ランナーのレベルが高く、箱根駅伝常連校へ進学した大学生も豊富です。
2026年は特に社会人枠に日本代表クラスの選手がエントリーしており、3区や7区での大幅なリード奪取を狙っています。
両チームとも、1区から先頭集団に食らいつき、長野を射程圏内で追走できるかが鍵となります。

箱根駅伝のスター選手が故郷に凱旋

1月2日・3日の箱根駅伝を沸かせたヒーローたちが、今度は故郷のユニフォームを着て広島を駆け抜けます。
2026年のエントリーリストには、箱根で区間賞を獲得した選手や、優勝チームのゴールテープを切った選手の名前も多数見受けられます。

彼らにとって、都道府県対抗駅伝は「育ててくれた地元への恩返し」の場でもあります。
大学のチームカラーとは異なる、慣れ親しんだ地元の方言や応援に包まれて走る彼らの表情は、普段とは少し違ったリラックスと闘志が入り混じったものになるでしょう。
特に7区のアンカー勝負では、箱根路のライバル同士が再び火花を散らすシーンが見られるかもしれません。

中学生区間が勝敗のカギを握る理由

3kmという短い距離ながら、レース展開を大きく左右するのが中学生区間(2区・6区)です。
ここで区間記録に近いタイムで走れる「スーパー中学生」を擁するチームは、一気に順位を押し上げることができます。

逆に、ここで失速してしまうと、前後の高校生・社会人ランナーに大きな負担がかかることになります。
近年の中学生ランナーは、3000mで8分30秒を切るような記録を持つ選手も珍しくありません。
大人顔負けのストライドで駆け抜ける彼らの走りからは、一瞬たりとも目が離せません。

【東日本エリア】エントリー注目選手と戦力分析

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ここでは、北海道から関東・甲信越地方までの東日本エリアにおける注目チームと選手を紹介します。
雪国でのトレーニングで足腰を鍛えた北国のランナーや、激戦区・関東を勝ち抜いてきたエリートランナーたちが集結しています。

北海道・東北ブロック:雪国育ちの粘り強さ

北海道や東北各県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)のチームは、冬場の厳しい環境で培った精神力と粘り強さが武器です。
特に福島県は、学法石川高校を筆頭に全国レベルの高校生ランナーを多数輩出しており、過去の大会でも数多くの上位入賞を果たしています。

  • 福島県: 学法石川高コンビと、東洋大・駒澤大などの主力大学生による安定したリレーが魅力。
  • 宮城県: 仙台育英高の強力な留学生ランナーは起用できませんが、日本選手のみで構成される結束力は脅威。
  • 秋田県: 秋田工業高出身の選手たちが、実業団や大学で成長し、チームの核となっています。

関東ブロック:質量ともに全国トップクラス

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県をはじめとする関東ブロックは、まさに陸上王国の様相を呈しています。
全国高校駅伝(都大路)の出場校はもちろん、箱根駅伝に出場する大学のキャンパスの多くがこのエリアに集中しているため、選手の確保には事欠きません。

関東エリアの注目ポイント
東京都 國學院久我山高など都内の強豪校に加え、地方出身で東京の大学・実業団に所属する「ふるさと選手」の層が厚い。
神奈川県 青山学院大や東海大のキャンパスがあり、箱根駅伝で活躍したトップ学生ランナーの招集が可能。
千葉県 八千代松陰高や市立船橋高など、高校生区間のスピードランナーが豊富。序盤から主導権を握る展開が得意。

このブロックのチームは、予選落ちなどの心配がない分、本戦での優勝や8位以内の入賞(入賞ライン)を明確なターゲットにしています。
特に1区の高校生区間では、関東勢が先頭集団を形成することが多く、レース全体のハイペース化を牽引する存在となるでしょう。

北関東の伏兵:群馬・栃木・茨城の底力

首都圏に隣接する北関東3県(群馬・栃木・茨城)も、決して侮れない実力を持っています。
群馬県は「ニューイヤー駅伝」の開催地であり、SUBARUなどの地元実業団チームとの連携が密接です。
地元の利を活かした強化体制で、着実に順位を上げてきています。

栃木県や茨城県も、近年は長距離種目での強化が進んでいます。
トラックシーズンで好記録を出している大学生が「ふるさと選手」として戻ってくることで、一気に入賞圏内に食い込むポテンシャルを秘めています。
派手さはなくとも堅実につなぐレース運びで、上位陣を脅かす「ダークホース」的存在と言えるでしょう。

【中日本・西日本エリア】エントリー注目選手と戦力分析

続いて、東海・北信越から近畿、中国、四国、九州までの西日本エリアを見ていきましょう。
優勝候補筆頭の長野や兵庫だけでなく、開催地・広島や、九州のスピードランナー軍団など、個性豊かなチームが揃っています。

東海・北信越ブロック:王者長野と追う静岡・愛知

このブロックには、前述の通り絶対王者・長野県が存在しますが、それを追う東海勢も強力です。
静岡県は、高校駅伝の名門校から多くの選手が大学・実業団へ進んでおり、彼らがバランスよく配置された時の総合力は全国屈指です。

愛知県も、トヨタ自動車など強豪実業団のお膝元であることから、社会人選手のレベルが非常に高いのが特徴です。
アンカー勝負にもつれ込んだ場合、愛知の実業団ランナーがその真価を発揮し、逆転劇を演じる可能性も十分に考えられます。
長野の独走を許さず、いかに中盤でプレッシャーをかけられるかが、このブロックの面白さを左右します。

近畿ブロック:兵庫を筆頭に名門校がズラリ

近畿エリアは、高校駅伝の激戦区です。
兵庫県(西脇工、須磨学園)、京都府(洛南)、大阪府(清風、関大北陽)など、全国大会常連校のエースたちが各府県の代表として出場します。
特に京都府は、全国高校駅伝の開催地としてのプライドがあり、都大路を走った経験豊富な選手たちが揃います。

  • 京都府: 洛南高校のスピードランナーと、京都産業大などの地元大学生との連携がスムーズ。
  • 大阪府: 中学生の強化が進んでおり、前半のスピード区間で流れに乗れば上位進出が可能。
  • 滋賀県: 比叡山高や滋賀学園高など、近年力をつけている高校生の走りに注目。

中国・四国ブロック:地元広島の意地と戦略

開催地である広島県は、地元の熱烈な声援を背に受けて走るため、数字以上の力を発揮することが多いチームです。
世羅高校という全国屈指の強豪校をベースに、中国電力などの地元実業団選手を加えた「オール広島」体制で挑みます。
コースを熟知しているアドバンテージは大きく、3位以内の表彰台、そして悲願の地元優勝を虎視眈々と狙っています。

四国勢では、愛媛県や徳島県の健闘が期待されます。
派手なスター選手は少なくても、全員がミスのない走りでタスキをつなぎ、しぶとく順位を上げてくるのが四国勢の特徴です。
特にアンカー区間までタスキがつながれば、粘り強い走りで入賞ラインに滑り込むシーンも期待できます。

九州・沖縄ブロック:スピードスターの宝庫

「駅伝王国」九州は、伝統的にスピードランナーを数多く輩出しています。
福岡県(大牟田高、九州国際大付高)、長崎県、鹿児島県、宮崎県(小林高)など、どの県も強力な高校生ランナーを擁しています。
特に1区や4区、5区といった高校生区間で、九州勢がレースを支配することは珍しくありません。

また、旭化成(宮崎)や九電工(福岡)、安川電機(福岡)、三菱重工(長崎)など、名門実業団チームが多数存在することも強みです。
社会人選手の実力も折り紙付きであり、前半からハイペースで飛ばし、そのまま逃げ切る「先行逃げ切り」型のレース展開を得意としています。

レースを楽しむための重要ポイントと放送予定

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最後に、全国都道府県対抗男子駅伝2026をより深く楽しむための、観戦ポイントと放送スケジュールについてまとめます。
現地で応援する方も、テレビの前で観戦する方も、これらのポイントを押さえておくことで、レースの展開がより分かりやすくなります。

「花の3区」と「勝負の7区」を見逃すな

全7区間の中で、特に注目すべきは3区と7区です。
3区(8.5km)は、全体のリズムが決まる前半の最重要区間であり、各チームのエース級ランナーが投入されます。
ここでトップに立つか、あるいは先頭が見える位置でタスキを渡せるかが、後半戦の行方を大きく左右します。

そして7区(13.0km)は、最も距離が長いアンカー区間です。
平和大通りでのフィニッシュに向け、各チームの威信をかけたエース同士の激しい駆け引きが繰り広げられます。
たとえ1分程度の差があっても、実力のあるランナーなら逆転可能な距離ですので、最後まで勝負の行方は分かりません。

テレビ放送・配信スケジュール(NHK)

大会の模様は、NHK総合テレビおよびラジオ第一で全国生中継される予定です。
また、NHKプラスでの同時配信・見逃し配信も行われるため、外出先からでもスマートフォンでレース状況を確認することができます。

テレビ放送 NHK総合 12:15 〜 15:10(予定)
ラジオ放送 NHKラジオ第一 12:15 〜 15:15(予定)
ネット配信 NHKプラス(同時配信・見逃し配信あり)

解説には往年の名ランナーや、大学駅伝の監督などが招かれることが多く、専門的な視点からのレース分析も聞きどころの一つです。
選手の区間通過タイムや順位変動は、データ放送や公式サイトの速報でもリアルタイムでチェック可能です。

2026年大会の優勝チーム予想まとめ

ここまで、全国都道府県対抗男子駅伝2026のエントリーメンバーや戦力分析を見てきました。
総合力で一歩リードする長野県を、兵庫県、埼玉県、そして地元・広島県などがどう崩していくかが最大の焦点となります。

しかし、駅伝は何が起こるか分かりません。
当日の天候、選手のコンディション、そしてタスキリレーでの一瞬のミスが、順位を大きく変えることもあります。
故郷の看板を背負った男たちの熱いドラマに、ぜひご期待ください。
日曜日の午後、テレビの前であなたの地元チームに声援を送りましょう。