2月1日(日)の正午、新春の伊予灘を駆け抜ける伝統のレース「別府大分毎日マラソン」がいよいよ号砲を迎えます。世界陸上やオリンピックを目指すトップアスリートが集結する一方で、開催地である大分・別府エリアでは大規模な交通規制が実施されます。特に国道10号線や産業通りといった主要幹線道路が長時間にわたり通行止めとなるため、事前の情報収集が欠かせません。
本記事では、当日のドライバーや応援者の皆様がスムーズに行動できるよう、交通規制の正確な時間と迂回ルートを整理しました。バスの運休情報や空港アクセスの注意点も含め、現場で役立つリアルタイム情報を網羅しています。移動計画の最終確認として、ぜひお役立てください。
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 開催日時 | 2月1日(日) 12:00スタート |
| 規制時間帯 | 11:40頃 〜 16:00頃(最大) |
| 主要規制区間 | 国道10号(別府〜大分)、産業通り |
2月1日正午スタート!交通規制の全体像と影響時間
第74回大会となる今回は、2026年2月1日(日)の正午にレースがスタートします。これに伴い、別府市の高崎山・うみたまご前から大分市のジェイリーススタジアムに至るコース周辺で、段階的な交通規制が敷かれています。まずは規制の全体像と、特に注意すべき時間帯を把握しましょう。
交通規制はランナーの通過に合わせて開始され、最後尾のランナーが通過し安全が確認された区間から順次解除されていきます。しかし、競技の進行状況によっては規制時間が延長される可能性もあるため、現場の警察官や係員の指示に従うことが最優先です。ここでは主要エリアごとの目安となる規制時間を解説します。
大会概要とスタート・フィニッシュ地点
今大会はMGCシリーズや国際大会の選考会も兼ねており、国内外から有力選手が多数出場しています。スタート地点となる「高崎山・うみたまご前」周辺は、選手や関係車両の集結に伴い、スタート前の11時40分頃から完全な規制体制に入ります。このエリアは別府と大分を結ぶ大動脈であるため、規制開始直前から激しい混雑が予想されます。
フィニッシュ地点の「ジェイリーススタジアム(大分市営陸上競技場)」周辺は、ランナーがゴールする午後2時から4時にかけてが混雑のピークとなります。競技場のある舞鶴橋周辺や大分川沿いの道路は、観客やチーム関係者の移動も重なり、車両の通行が極めて困難になるでしょう。フィニッシュ付近への移動を予定している場合は、規制時間いっぱいまで影響が残ると考えて行動してください。
大会終了後の規制解除は、午後4時頃を目処に行われますが、その後もしばらくは周辺道路の渋滞が続く傾向にあります。特に夕方の帰宅時間帯と重なるため、大分市中心部から郊外へ抜ける道路は普段以上の時間を要する覚悟が必要です。
【最重要】国道10号線の全面通行止め区間
本大会の交通規制において最も影響が大きいのが、別府市と大分市を結ぶ主要幹線「国道10号線」の規制です。具体的には、別府市の亀川漁港前から大分市の西大分付近にかけての海沿いのルートが、レース展開に合わせて長時間通行止めとなります。この区間は逃げ道が少なく、一度渋滞にはまると身動きが取れなくなる恐れがあります。
特に「うみたまご」や「高崎山自然動物園」の前を通過する区間は、スタート地点およびコースの一部となるため、正午前後から午後1時過ぎまで完全に車両がシャットアウトされます。この時間帯に別府から大分方面、あるいは大分から別府方面へ車で移動する場合は、山側の県道や高速道路への迂回が必須となります。国道10号線を利用する予定のドライバーは、出発時間を大幅に早めるか、ルートの変更を強く推奨します。
また、別大国道と呼ばれるこのエリアは、片側交互通行などの措置がとられる時間帯もありますが、容量オーバーによる渋滞は避けられません。物流トラックや観光バスなども集中するため、規制実施中は「通れない」という前提で計画を立てるのが賢明です。
別府市内の規制時間(亀川・北浜周辺)
別府市内では、スタート後に北上するランナーが折り返す「亀川漁港前」までの区間で交通規制が行われます。亀川周辺や北浜のホテル街周辺の国道10号線は、11時50分頃から12時50分頃にかけて車両の通行が制限されます。観光で訪れている方は、チェックアウト後の移動時間に重なるため注意が必要です。
特に別府北浜バスセンター周辺は、高速バスや路線バスの発着にも影響が出るエリアです。規制中はバスが迂回運行を行ったり、一部のバス停が休止扱いになったりすることがあります。別府駅から亀川方面へ向かう場合や、鉄輪温泉方面から国道10号線へ出る場合は、警察官の誘導に従い、内陸側の道路を利用してください。
規制解除後は比較的スムーズに流れ始めますが、ランナーの通過待ちで溜まっていた車両が一斉に動き出すため、一時的な混雑が発生します。別府市内での移動は、可能な限り海沿いの国道を避け、山の手側の道路(県道11号線など)を活用するのがスムーズです。
大分市内の規制時間(産業通り・40m道路)
レース後半の舞台となる大分市内では、中心部を貫く「産業通り」や「40m道路(昭和通り)」がコースとなります。これらの道路は市内交通の要であり、12時30分頃から15時30分頃までと、長時間にわたり広範囲で規制がかかります。大分駅北側の繁華街エリアへの車両乗り入れは非常に困難になります。
中春日交差点から新川交差点、さらには三佐田交差点へと続くルートは、ランナーが往復するため規制時間が長引く傾向にあります。大分川を渡る弁天大橋や舞鶴橋もコースに含まれるため、橋の前後では完全な通行止めや車線規制が実施されます。川を越えての移動が必要な場合は、上流の橋(宗麟大橋や滝尾橋など)へ大きく迂回する必要があります。
大分市中心部での買い物や用事を予定している方は、公共交通機関の利用を検討するか、規制エリアの外側に車を停めて徒歩で移動することをお勧めします。特に大分駅周辺の駐車場は、入出庫の制限がかかる場合があるため、事前に駐車場の出入り口が規制道路に面していないか確認しておきましょう。
規制解除の見込みとリアルタイム確認方法
交通規制の解除は、最終ランナーおよび収容バスの通過後、安全確認が取れ次第速やかに行われます。例年の傾向では、スタート地点付近は12時半過ぎ、別府市内は13時頃、大分市中心部は15時半から16時頃に順次解除されていきます。ただし、アクシデントや競技の遅れにより、予定時刻よりずれ込むことも珍しくありません。
当日の正確な規制状況を知るには、ラジオ放送(OBSラジオなど)の交通情報を聴くのが最も確実です。また、日本道路交通情報センター(JARTIC)のWebサイトや、Googleマップの交通状況レイヤーも参考になります。現場では警察官が信号機を手動操作していることも多いため、ナビ画面だけでなく実際の信号や誘導員の指示を最優先にしてください。
SNS、特にX(旧Twitter)では、現地にいる他のドライバーや観戦者からの情報がリアルタイムで投稿されることがあります。「#別大マラソン」「#交通規制」などのハッシュタグで検索すると、現在の渋滞ポイントや解除状況のヒントが得られるかもしれません。複数の情報源を組み合わせることで、より的確な判断が可能になります。
区間別詳細マップ代わり!迂回路と抜け道ガイド
交通規制により主要道路が寸断される中、目的地へたどり着くためには適切な迂回路の選択が重要です。ここでは、特に影響の大きいエリアごとに、推奨される回避ルートや抜け道のヒントを紹介します。地図アプリだけに頼らず、現地の地理をイメージしながら最適なルートを選んでください。
迂回路自体も普段より交通量が増え、予期せぬ渋滞が発生することがあります。時間に余裕を持つことはもちろんですが、可能であれば「移動しない」という選択肢も検討すべきです。それでも移動が必要な方のために、具体的なルート案内を行います。
うみたまご・高崎山エリアの回避ルート
別府と大分を結ぶ最短ルートである国道10号線(別大国道)が規制されている間、この2都市間の移動は大きな課題となります。うみたまご・高崎山エリアを回避する唯一の確実なルートは、山側を走る「大分自動車道(高速道路)」または「県道別府挟間線」を利用することです。別府ICと大分ICを利用することで、海沿いの規制エリアを完全にパスできます。
一般道を利用する場合は、別府市堀田から鳥越峠を経由し、大分市挟間町へ抜けるルートが考えられます。しかし、この山道はカーブが多く道幅も狭い箇所があるため、運転に不慣れな方には推奨できません。また、多くの車がこのルートに殺到するため、峠道での渋滞も覚悟しなければなりません。
もしどうしても一般道で別府・大分間を移動しなければならない場合は、規制解除を待つのが最も賢明な判断です。規制時間中の移動は通常の倍以上の時間がかかるケースが多く、燃料と時間の浪費になりかねません。急ぎの用事がある場合は、迷わず高速道路を利用してください。
大分駅・別府駅周辺の移動テクニック
大分駅周辺では、駅の北側(海側)全域がコースの影響を強く受けます。駅南側(上野の森口側)は比較的規制の影響が少ないため、車での送迎や移動には南側のルートを活用しましょう。大道バイパスや国道210号線へ抜けるルートは確保されていますが、駅周辺のアンダーパスなどが一時的に混雑する可能性があります。
別府駅周辺においても、海側の駅前通りや国道10号線へのアクセスが制限されます。駅西口(山側)からのルートであれば、比較的自由に動くことができます。鉄輪や明礬方面への移動には影響が少ないため、観光客の方は山側の観光スポットを中心にプランを組むとスムーズです。
両駅とも、線路を挟んで「海側は規制エリア」「山側は回避エリア」と大まかに捉えておくと分かりやすいでしょう。駅の自由通路を利用して徒歩で南北を行き来することは可能なので、車を山側のコインパーキングに停めて、徒歩で海側の目的地へ向かうという「パーク&ウォーク」も有効な手段です。
弁天大橋・舞鶴橋周辺の混雑予測
大分川の下流にかかる弁天大橋と舞鶴橋は、コースそのものまたは規制エリアに含まれるため、長時間の通行止めが発生します。これにより、大分川を渡る交通は上流の橋に集中することになります。特に宗麟大橋、滝尾橋、府内大橋への交通集中は避けられず、これらの橋に接続する道路では激しい渋滞が予測されます。
大分市東部(鶴崎・大在方面)から中心部へ向かう車両は、産業通りを通れないため、自動的に裏道や生活道路へ流れ込みます。しかし、これらの道路はキャパシティが小さく、すぐに飽和状態になります。東部から中心部へ向かう用事がある場合は、規制時間を避けるか、JR日豊本線を利用するのが得策です。
また、臨海産業道路(40m道路)からの迂回車両が、大分川沿いの堤防道路などに溢れることもあります。普段は空いている抜け道も、この日ばかりは機能しない可能性が高いです。川を渡る移動は「鬼門」と考え、極力避けるスケジュールを組むことを強く推奨します。
バス・電車への影響と公共交通機関の対策
マラソン大会当日は、マイカーだけでなく公共交通機関にも大きな影響が出ます。特に路線バスや空港バスは、運休や大幅な遅延が確定しているため、普段通りの時刻表で行動すると痛い目に遭います。一方で、鉄道は道路規制の影響を受けない最強の移動手段となります。
ここでは、大分交通や亀の井バスなどの運行情報と、JRの活用法について解説します。旅行者や出張者にとって、帰りの飛行機や新幹線に間に合うかどうかは死活問題です。公共交通機関の特別対応を把握し、リスクを回避しましょう。
大分交通・亀の井バスの運休・迂回情報
大分市内や別府市内を走る路線バスは、規制時間帯に合わせて大規模な運休や迂回運行を実施します。大分交通および亀の井バスの主要路線、特に国道10号線や産業通りを経由する便は、日中のほとんどの時間帯で通常運行が行われません。一部のバス停は「休止」となり、乗降ができなくなるため注意が必要です。
例えば、別府駅と大分駅を結ぶ路線バスは、規制中は運行を見合わせるか、山側のルートへ大きく迂回します。そのため、所要時間が大幅に延びるだけでなく、停車しないバス停も出てきます。バス停に掲示されている「お知らせ」の張り紙や、各バス会社の公式サイトで最新の運行状況を確認してください。
また、大分市内を循環するバスや、郊外へ向かうバスも、中心部の規制により発着場所が変更されることがあります。大分駅前の乗り場が一時的に移動することも考えられるため、現地係員の案内放送をよく聞き、分からない場合は早めに案内所へ問い合わせるようにしましょう。
大分空港行きエアライナーの遅延リスク
大分空港を利用する旅行者にとって最も警戒すべきなのが、空港特急バス「エアライナー」への影響です。エアライナーは別府・大分市内と空港を結ぶために国道10号線や別大国道を走行しますが、これらが規制対象となるため、特定便の運休やルート変更を余儀なくされます。
規制時間帯に運行される便は、高速道路(大分自動車道・日出バイパス)へ迂回するため、通常よりも所要時間が長くなる可能性があります。さらに、乗車できる停留所が「大分駅前」や「別府北浜」などに限定され、途中の停留所がスキップされるケースもあります。公式サイトの「マラソン特別ダイヤ」を必ず確認してください。
飛行機の出発時間に間に合わせるためには、通常よりも1〜2本早いバスに乗ることを強くお勧めします。もしバスの運行が不透明な場合は、JRで最寄りの杵築駅や亀川駅まで移動し、そこからタクシーを利用するといった代替手段も検討しておくと安心です。
JR日豊本線への乗り換え推奨
交通規制の影響を全く受けない移動手段、それがJRです。日豊本線は別府湾沿いを走りますが、線路は独立しているため、マラソン開催中でも定時運行が期待できます。別府〜大分間の移動に関しては、この日ばかりはJR一択と言っても過言ではありません。
大会当日は、沿道での応援や観戦に向かう人々で駅構内や列車内が混雑することが予想されます。しかし、渋滞で全く動かない車やバスの中に閉じ込められるリスクに比べれば、確実性は段違いです。大分駅や別府駅を拠点に動く場合は、まずはJRの時刻表をチェックしましょう。
ただし、駅から目的地までの「二次交通(タクシーやバス)」は規制の影響を受けます。駅から徒歩圏内で用事を済ませるか、駅から少し離れた場所へはレンタサイクルを利用するなど、駅からの移動手段もセットで考えておくことが重要です。
まとめ
2026年2月1日の別府大分毎日マラソンは、トップランナーたちの熱い戦いが繰り広げられる一方で、地域住民や旅行者にとっては移動の難易度が上がる一日となります。交通規制は正午から夕方にかけてピークを迎え、特に国道10号線や大分市中心部の主要道路では大規模な通行止めが実施されます。
スムーズに一日を過ごすためのポイントは、「規制エリア(海側)に車で近づかないこと」と「JRや高速道路を積極的に活用すること」の2点に尽きます。応援に行く方も、仕事や生活で移動する方も、この特別な交通事情を理解し、余裕を持ったスケジュールで行動してください。安全で快適な一日となるよう、事前の準備を万全にして臨みましょう。


