2月15日の開催が迫る青梅路。伝統あるこの大会には、今年も箱根駅伝を沸かせた学生ランナーや実業団のトップアスリートが集結します。「誰が走るのか知りたい」「友人の通過時間を予測したい」という方に向けて、最新情報に基づいた確認手順をまとめました。
本記事では、エントリーリストの活用法から注目の招待選手、さらには応援ナビを使った当日の追跡方法までを網羅的に解説します。現地での観戦やレースに向けた最終確認として、ぜひお役立てください。
| カテゴリー | 確認のポイント |
|---|---|
| 招待選手 | 実業団・有力大学の主力選手一覧 |
| 一般参加 | 氏名・ゼッケン番号での検索手順 |
| ゲスト | 開会式やスターターを務める著名人 |
青梅マラソン2026のエントリーリストと招待選手・ゲスト一覧
第58回大会となる今回も、見逃せない豪華な顔ぶれが揃いました。ここでは公式サイトや関連メディアで発表された情報を基に、30kmの部・10kmの部それぞれの注目ポイントを整理してご紹介します。
エントリーリストは単なる名簿ではなく、レースの展開を予想するための重要なデータです。特に招待選手の動向は、自身のペース配分や沿道での応援プランを立てる上で大きなヒントとなります。
招待選手(男子30kmの部):実業団と学生の対決
30kmの部には、日本の長距離界を牽引する実業団選手と、箱根駅伝で活躍した現役大学生が多数エントリーしています。特に注目すべきは、GMOインターネットグループの嶋津雄大選手や、SUBARUの口町亮選手といった実績豊富なランナーたちです。彼らは青梅のアップダウンを熟知しており、ハイレベルなレース展開が期待されます。
また、学生界からは青山学院大学の佐藤有一選手や、東京大学の秋吉拓真選手、東洋大学の緒方澪那斗選手らが名を連ねています。箱根駅伝を終えたばかりの彼らが、30kmというタフな距離でどのような走りを見せるのか、ロードシーズン後半戦の試金石としても注目が集まります。
青山学院大学・原晋監督とスペシャルゲスト
競技者以外で大会を盛り上げるゲストの存在も、青梅マラソンの大きな魅力です。今大会では、青山学院大学陸上競技部の原晋監督が開会式のゲストおよびスターターとして来場します。箱根駅伝での采配でおなじみの原監督が、スタート地点でランナーたちにどのような檄を飛ばすのか、現場の雰囲気も最高潮に達するでしょう。
さらに、スペシャルゲストとしてアテネ五輪金メダリストの野口みずきさんも参加します。トップアスリートのレジェンドと同じ空気を吸いながら走れることは、市民ランナーにとって貴重な体験となるはずです。10kmの部には人気ランニングYouTuberの「たむじょー」さんもゲストランナーとして出走予定です。
女子30kmの部の注目選手
女子30kmの部にも、実力派のランナーが招待されています。三井住友海上の松田杏奈選手や、しまむらの座間栞選手など、駅伝やトラックで実績を残している選手たちがエントリーしています。女子のレースは男子とは異なる集団形成や駆け引きが見られるため、先頭集団の動向から目が離せません。
青梅のコースは後半の起伏が激しく、女子選手にとってもスタミナとスピードの両立が問われる難コースです。招待選手たちがどのように攻略していくのか、その走りは多くの市民ランナーにとって最高のお手本となるでしょう。
一般参加者の検索システム活用術
友人や家族が参加する場合、公式の「ランナーズアップデート(応援ナビ)」を活用することで、特定のエントリー情報を検索可能です。基本的には「氏名」または「ゼッケン番号(アスリートビブス)」を入力することで、出場種目やスタートブロックを確認できます。
大会公式サイトや連携している計測サイト(Runnet等)では、大会直前になると参加者名簿の検索機能が公開されるケースが一般的です。事前に応援したいランナーのフルネームと、可能であればゼッケン番号を聞いておくことで、当日のスムーズな応援が可能になります。
当日配布のプログラムと速報の入手
Web上のリストだけでなく、大会当日に会場で配布される公式プログラムも重要な情報源です。プログラムには全参加者の氏名が掲載されていることが多く、記念品としても価値があります。スマートフォンでの検索が苦手な方は、現地のインフォメーションや受付でプログラムを入手し、紙面で確認するのも確実な方法です。
また、地元の新聞やスポーツ紙(報知新聞など)では、大会当日の朝刊や翌日の紙面で詳細なエントリーリストや結果速報が掲載されます。デジタルとアナログの両方を活用し、情報の取りこぼしがないようにしましょう。
ゼッケン番号の法則とスタート整列のルール

青梅マラソンでは、参加者の走力や申請タイムに基づいてゼッケン番号(アスリートビブス)が割り振られています。この番号は単なる識別記号ではなく、スタート時の整列位置(ブロック)を決定する絶対的な基準となります。
スムーズなスタートを切るためには、自身の番号が持つ意味と、指定されたブロックへの移動ルートを事前に把握しておくことが不可欠です。ここでは、ゼッケン番号から読み取れる情報と、当日の整列における注意点を解説します。
招待選手と陸連登録者のナンバー
招待選手やエリートランナーには、通常「1番」からの若い番号が割り当てられます。例えば、今大会のNO.1~NO.10あたりは、前述した嶋津選手や佐藤選手といったトップ選手がつけることになります。これらの番号を見かけたら、それは日本のトップレベルの走りが見られるチャンスです。
また、日本陸連登録者のランナーも比較的若い番号を与えられ、前方のブロックからスタートします。彼らはシリアスに記録を狙う層であるため、スタート直後のスピードも速く、整列時の緊張感も高いのが特徴です。
一般ランナーのブロック分け基準
一般の市民ランナーは、申告タイム順にAブロック、Bブロック、Cブロック……と後方へ向かって割り振られます。ゼッケンには通常、番号とともに「A」「B」などのアルファベットが印字されており、これが自分のスタート位置を示しています。
青梅マラソンは参加者が1万人を超えるマンモス大会であるため、後方ブロックの場合、号砲が鳴ってからスタートラインを通過するまでに10分以上のロスタイムが発生することもあります。焦らずに、周囲の流れに合わせて安全にスタートすることを心がけましょう。
スタート整列時の注意点とマナー
スタートブロックへの整列には締め切り時間が設けられています。指定された時間(例:スタート20分前など)までにブロックに入っていない場合、最後尾からのスタートとなるペナルティが課されることがあります。トイレや荷物預けの混雑を考慮し、余裕を持って行動しましょう。
また、ブロック内での割り込みや、申請タイムと実力が大きく異なる位置からのスタートは、転倒事故の原因となり大変危険です。自身のゼッケンに記載されたブロックを厳守し、ランナー同士が気持ちよくスタートできるようマナーを守ることが大切です。
沿道応援に役立つ通過予測と応援ナビ
ランナーを応援する側にとって、「いつ目の前を通過するのか」を知ることは死活問題です。30kmという長丁場のレースでは、ペースの変動も大きく、正確な位置把握が応援の成功を左右します。
ここでは、トップ集団の通過ペースの目安や、現代の応援に欠かせないデジタルの追跡ツールの使い方について解説します。これらを駆使して、ベストなタイミングで声援を送りましょう。
トップ集団と関門の通過ペース目安
30kmの部のトップ集団は、1kmあたり3分前後の猛スピードで駆け抜けます。スタートが11時30分ですので、15kmの折り返し地点(川井)には12時15分〜20分頃には到達する計算です。トップ選手を一目見たい場合は、この時間を基準に早めに沿道へ移動する必要があります。
一方、市民ランナーを応援する場合は、その人の目標タイムから逆算する必要があります。例えば「3時間完走」を目指すランナーなら、1km6分ペースが目安となります。また、各地点には「関門閉鎖時間」が設定されているため、ギリギリのランナーを応援する場合は、関門時間をチェックしておくと通過のリミットが分かります。
応援ナビ(ランナーズアップデート)の使い方
「応援ナビ」や「ランナーズアップデート」といったWEBサービスを利用すると、特定のランナーが5km、10kmなどの計測ポイントを通過したタイムをリアルタイムで確認できます。スマートフォンの地図上でランナーのアイコンが動く機能を提供している場合もあり、視覚的に位置を把握しやすくなります。
利用方法は簡単で、専用サイトにアクセスし、応援したいランナーの「氏名」か「ゼッケン番号」を入力するだけです。大会当日の朝にはアクセスが集中することがあるため、事前にブックマークし、操作方法を確認しておくことを強くおすすめします。
30kmコースの難所と観戦ポイント
青梅マラソンのコースは、往路が上り基調、復路が下り基調という明確な特徴があります。特に20km過ぎから25km付近にかけての「へそまん」と呼ばれる急坂エリアや、二俣尾駅周辺はランナーが最も苦しむポイントです。ここでの声援は、ランナーにとって大きな力になります。
逆に、スタート・ゴール地点付近や河辺駅周辺は非常に混雑します。ゆっくりと応援したい場合は、少し足を伸ばして御嶽駅や川井駅(折り返し地点最寄り)などの沿道へ移動するのも一つの手です。電車を使って先回りする「追っかけ応援」も、青梅線の利便性を活かした楽しみ方です。
大会直前のコンディション調整と準備

エントリーリストを確認し、自分の名前を見つけたら、いよいよレース本番に向けた最終調整の段階です。本番までの残り2週間は、トレーニングを積み重ねる時期ではなく、疲労を抜き、当日のパフォーマンスを最大化するための準備期間です。
気候変動の激しい2月の青梅に対応するためのウェア選びや、エネルギー切れを防ぐための食事管理など、直前だからこそやるべき重要事項をまとめました。
最後の刺激入れと疲労抜き
レース1週間前までは、レースペースを確認する程度の「刺激入れ」を行いますが、それ以降は走行距離を落とし、疲労を抜くことに専念すべきです。無理に走り込んで不安を解消しようとすると、本番で足が重くなる原因になります。睡眠時間を十分に確保し、身体をフレッシュな状態に戻しましょう。
特に青梅の30kmは、フルマラソンの30km地点とは異なり、最初から高い強度で走ることが求められます。筋肉の張りや違和感がある場合は、入念なストレッチやマッサージを行い、万全の状態でスタートラインに立てるようケアを優先してください。
当日の天気予報とウェア選び
2月中旬の青梅市は、晴れれば暖かいものの、曇りや雨、雪の場合は極寒となります。山間部に向かって走るコースのため、スタート地点と折り返し地点で体感温度が異なることも珍しくありません。直前まで天気予報を確認し、レイヤリング(重ね着)を工夫しましょう。
おすすめは、アームウォーマーや手袋など、走行中に体温が上がった際に着脱しやすいアイテムを活用することです。また、スタートまでの待機時間は体が冷え切ってしまうため、100円ショップのレインコートや使い捨てカイロを用意し、号砲直前まで保温に努めることが完走への鍵となります。
補給食とカーボローディング
30kmという距離は、体内のグリコーゲン(糖質)だけで走り切れるかどうかの境界線です。後半の失速(ハンガーノック)を防ぐために、レース3日前頃から炭水化物を多めに摂る「カーボローディング」を意識しましょう。ご飯、パスタ、うどんなどを中心に、消化の良い食事を心がけます。
また、レース中に摂取する補給ジェル(エナジージェル)も必携です。15km地点と20km地点など、あらかじめ摂取するタイミングを決めておき、ポーチに入れて携帯しましょう。青梅のコースには公式のエイドステーションもありますが、自分に合った補給食を持つことで、精神的な安心感も得られます。
青梅路を走り切るためのコース攻略法
青梅マラソンは「30kmのロードレース」としては国内屈指の難易度と人気を誇ります。単調なフラットコースではなく、高低差約85mのアップダウンが続くタフなコースレイアウトが特徴です。何も考えずに走ると、後半の坂で完全に足が止まってしまいます。
ここでは、青梅特有の地形を攻略し、自己ベストや完走目標を達成するための実践的なペース配分とメンタル戦略を伝授します。
前半の上り坂でのペース配分
スタートから折り返しの15km地点までは、基本的に緩やかな上り坂が続きます。スタート直後の高揚感と周囲のスピードにつられてオーバーペースになりがちですが、ここで脚を使ってしまうと後半に地獄を見ることになります。「設定タイムより少し遅くてもOK」という余裕を持ち、上りを意識しすぎないリズムで走ることが鉄則です。
特に最初の5kmは混雑もあり思うように走れないかもしれませんが、無理な追い越しはせず、ウォーミングアップのつもりで温存しましょう。10km過ぎからの本格的な上りに備え、心拍数を上げすぎないコントロールが求められます。
折り返し地点からの下り攻略
15kmの折り返しを過ぎると、今度はゴールまで下り基調になります。ここでは重力を利用してスピードに乗りやすくなりますが、下り坂は着地衝撃が大きく、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)に深刻なダメージを与えます。ブレーキをかけずに、転がるように走ることがポイントです。
「下りだから楽だ」と飛ばしすぎると、ラスト5kmの平坦区間で足が動かなくなります。下り坂では歩幅(ストライド)を広げすぎず、ピッチ(回転数)を上げてリズミカルに下ることを意識してください。ここでリズムを作れれば、好記録への道が開けます。
ラスト5kmの粘り所とスパート
東青梅駅付近に戻ってくるラスト5kmは、下りが終わり、再び平坦または微細なアップダウンを感じる区間です。ここで多くのランナーが「足が売り切れる」状態になります。ここからはメンタルの勝負です。沿道の声援が最も厚くなる区間でもあるため、観客の力を借りて一歩一歩前へ進みましょう。
残り1kmを切ってからの直線は長く感じられますが、フィニッシュゲートが見えてからのスパートのために余力を振り絞ります。青梅マラソンの完走は、フルマラソンへの大きな自信となります。最後まで諦めずに、伝統の青梅路を駆け抜けてください。
まとめ
2026年の青梅マラソンは、招待選手の豪華さや、原晋監督をはじめとするゲストの参加により、例年以上に盛り上がることが予想されます。エントリーリストで出場者を確認し、友人の名前や注目選手を見つける作業は、大会へのモチベーションを一気に高めてくれるはずです。
また、当日のスムーズな行動のためには、ゼッケン番号に基づいたブロック整列や、応援ナビの活用準備が欠かせません。30kmという距離は決して甘くはありませんが、事前の情報収集と適切な準備があれば、必ず充実したレースになります。
参加されるランナーの皆さんは、体調管理に万全を期し、青梅の熱い応援を背にゴールを目指してください。そして応援される皆さんも、最新ツールを駆使して、ランナーたちに熱いエールを送りましょう。2月15日、青梅でお会いしましょう!


