歴史ある市民マラソンとして人気の高い青梅マラソン。参加を検討する際に、まず気になるのがエントリーにかかる具体的な費用ではないでしょうか。物価上昇の影響もあり、近年のマラソン大会は参加費が変動する傾向にあります。
第58回大会(2026年開催)の情報を基に、種目ごとの詳細な料金や、知っておくと得をする割引制度、そして参加賞の価値について整理しました。エントリー前にコストパフォーマンスをしっかり確認しておきましょう。
- 30kmの部と10kmの部の料金差
- 高校生ランナー向けのお得な設定
- ふるさと納税を活用したエントリー方法
青梅マラソン2026参加費の完全ガイドと種目別料金表
青梅マラソンの参加費は、出場する距離(種目)によって明確に区分されています。まずは基本となる一般枠の料金設定と、それぞれのカテゴリーにおける特徴を把握することが大切です。
以下に、第58回大会の公式発表に基づいた参加費の一覧をまとめました。ご自身がエントリー予定の種目と照らし合わせて、予算計画の参考にしてください。
30kmの部の基本参加費
青梅マラソンのメイン種目である30kmの部、その参加費は11,000円(税込)に設定されています。フルマラソンより短い距離ながら、アップダウンの激しい本格的なコースを楽しめる点が魅力です。
近年の大規模都市型マラソンと比較すると、1万円台前半という価格は標準的か、やや良心的な設定と言えるでしょう。この費用には、計測チップの使用料や当日の安全管理費、参加賞などが含まれています。
10kmの部の一般料金
より手軽に参加できる10kmの部の参加費は、一般区分で6,000円(税込)となっています。初心者やスピード練習を目的としたランナーにとって、エントリーしやすい価格帯が維持されています。
30kmの部の約半額で参加できるため、まずは大会の雰囲気を味わってみたいという方にも最適です。ただし、定員が30kmの部よりも少ないため、競争率は高くなる傾向にあります。
高校生ランナーの特別料金
青梅マラソンでは、次世代のランナー育成を応援するために、高校生専用の割引料金が設けられています。10kmの部に限り、高校生は3,000円(税込)でエントリーが可能です。
一般料金の半額という破格の設定は、部活動や個人の挑戦として参加する学生にとって大きなメリットです。この区分を利用する場合は、エントリー時に学籍情報の登録が必要となります。
チャリティーエントリーの価格設定
通常の先着エントリーとは別に、特別な特典や支援を目的としたチャリティー枠も用意されています。2026年大会では、30kmの部が40,000円、10kmの部が30,000円に設定されました。
この枠には、専用の待機場所や特別な参加賞など、一般枠にはないプレミアムな特典が付与されるのが通例です。確実に走りたい方や、快適な大会当日の過ごし方を重視する方に選ばれています。
手数料とシステム利用料
大会参加費以外に忘れてはならないのが、エントリーサイト利用時に発生する事務手数料です。通常、参加費の数パーセント、または数百円程度が別途加算されます。
支払い総額を計算する際は、この手数料を含めた金額を用意する必要があります。コンビニ払いやクレジットカード払いなど、決済方法によってはさらに手数料が変わる場合もあるため注意が必要です。
ふるさと納税枠を活用した実質コストの考え方

近年注目を集めているのが、青梅市へのふるさと納税を通じた出走権の獲得です。寄付金額は高額になりますが、税控除を考慮すると実質的な負担を大きく抑えられる可能性があります。
ここでは、ふるさと納税枠の仕組みと、金銭的なメリットについて詳しく見ていきましょう。計画的に利用すれば、地域貢献とマラソン参加を両立できる賢い選択肢となります。
寄付金額の設定と内訳
第58回大会のふるさと納税枠では、30kmの部で39,000円以上、10kmの部で22,000円以上の寄付が条件とされました。一見すると通常のエントリー費より高く感じられるかもしれません。
しかし、この金額はあくまで「寄付」としての扱いです。通常のふるさと納税と同様に、自己負担額2,000円を除いた全額が、翌年の住民税や所得税から控除される仕組みが適用されます。
実質負担2,000円の仕組み
控除上限額の範囲内であれば、どれだけ高額な寄付をしても実質的な自己負担は2,000円で済みます。つまり、制度を最大限活用できる方にとっては、通常エントリーよりも圧倒的に安く参加できることになります。
ご自身の年収や家族構成によって控除上限額は異なるため、事前のシミュレーションが不可欠です。上限額に余裕があるランナーにとっては、最も経済的なエントリー方法と言えるでしょう。
先着順という確実性
ふるさと納税枠のもう一つの大きなメリットは、一般エントリーの激しいクリック合戦を回避できる点です。寄付の申し込みが完了した時点で出走権が確保されるため、精神的な余裕が生まれます。
定員は一般枠より少ないものの、募集開始直後に即完売することは稀です。確実に大会に参加したいという強い意志がある場合、この枠を利用することは非常に合理的な戦略です。
参加費に含まれる特典とコストパフォーマンス
11,000円や6,000円という参加費に対して、ランナーはどのような対価を得られるのでしょうか。単に走る権利だけでなく、大会独自の提供物やサービスを含めた総合的な価値を検証します。
青梅マラソンは伝統ある大会だけに、参加賞やコース上のサポートも充実しています。支払った金額に見合う満足感が得られるのか、その中身を分解してみましょう。
人気のコラボTシャツ
青梅マラソンの参加賞として毎年高い評価を得ているのが、有名スポーツブランドとコラボレーションした特製Tシャツです。第58回大会でも、プーマジャパン協力のもと、高いデザイン性のウェアが用意されました。
練習や普段使いでも着られるクオリティのTシャツがもらえることは、参加費の一部が形として残ることを意味します。このTシャツを目当てに毎年エントリーするリピーターも少なくありません。
私設エイドと沿道の応援
「金銭に換えられない価値」として挙げられるのが、青梅マラソン名物とも言える熱狂的な沿道応援です。地元住民による私設エイド(給食・給水)の多さは、国内のマラソン大会でもトップクラスを誇ります。
公式のエイドステーションに加え、チョコレートや飴、果物などを振る舞ってくれる温かいおもてなしは、ランナーにとって大きな力となります。この体験こそが、参加費以上の価値を感じさせる要因です。
フィニッシャーへの敬意
30kmという過酷な道のりを走り切った後には、完走の証となるアイテムやサービスが待っています。WEB完走証の発行はもちろん、フィニッシュ会場での動線やケアもスムーズに設計されています。
歴史ある大会ならではの運営ノウハウにより、ストレスなくレースに集中できる環境が整えられています。安全管理や救護体制への投資も含めれば、この参加費は妥当なラインと言えるでしょう。
申し込み後のキャンセルと返金ポリシー

エントリー完了後に、怪我や仕事の都合でどうしても参加できなくなるケースも考えられます。そのような場合、支払った参加費はどうなるのか、大会規定を正しく理解しておく必要があります。
多くのマラソン大会と同様、青梅マラソンでもキャンセルポリシーは厳格に定められています。トラブルを避けるためにも、返金に関するルールを事前に確認しておきましょう。
原則としての返金不可ルール
大会要項には、自己都合による申し込み後のキャンセルや返金は一切行わない旨が明記されています。これは、天候不順や感染症等による大会中止の場合を除き、基本的に覆ることはありません。
大会運営側はエントリー数に基づいて準備を進め、経費を支出しているため、個別の返金対応は構造的に難しいのが実情です。申し込みボタンを押す時点で、このリスクを承諾したことになります。
重複エントリーの注意点
誤って複数回エントリーしてしまった場合や、30kmと10kmの両方に申し込んでしまった場合でも、超過分の返金は行われません。重複エントリーは全て無効になるリスクさえあります。
特にグループエントリーや家族による代理申し込みの際は、連携ミスによる二重払いが起きないよう十分な注意が必要です。無駄な出費を防ぐためにも、申し込み状況の管理は徹底しましょう。
権利譲渡の禁止について
参加できなくなったからといって、友人や知人に代わりに出走してもらう「代理出走」は固く禁じられています。これは保険の適用外になるだけでなく、緊急時の身元確認に支障をきたすためです。
正規の手続きを経ない出走権の譲渡(ゆずれ〜る等の公式制度がない場合)は、次回以降のエントリー資格剥奪などのペナルティ対象になり得ます。参加費は戻ってきませんが、ルールは遵守しましょう。
2026年大会に向けたエントリー戦略
参加費の仕組みと大会の価値を理解した上で、来年以降のエントリーを成功させるためには戦略が必要です。人気大会ゆえに、募集開始直後の動き出しが明暗を分けます。
最後に、スムーズにエントリーを完了させ、希望通りの種目で青梅路を駆け抜けるためのポイントを整理します。準備を万全にして、エントリー合戦に挑みましょう。
エントリー日程の把握
例年、青梅マラソンのエントリーは夏頃(8月〜)から開始されます。先着順の枠は数日で埋まることもあるため、募集要項が発表されたらすぐにカレンダーに登録しておくことが重要です。
市民優先枠や過去大会参加者への優先案内など、一般募集より早いタイミングで申し込みが可能な枠があるかどうかもチェックしましょう。情報は公式サイトやSNSでいち早く発信されます。
ローソンDOスポーツへの登録
青梅マラソンのエントリーは、大手チケットサイトのシステムを利用して行われることが一般的です。申し込み開始時刻になってから会員登録をしていては、定員に間に合わない可能性があります。
事前に「ローソンDOスポーツ」などの該当サイトへの会員登録を済ませ、ログインできる状態にしておくことが鉄則です。クレジットカード情報の登録も事前に済ませておくと、決済がスムーズに進みます。
宿泊付きプランの検討
遠方からの参加で宿泊が必要な場合、エントリー権付きの宿泊プランやバスツアーを利用するのも一つの手です。これらは一般エントリーとは別枠で確保されていることが多く、競争率が多少緩和されます。
参加費に加えて宿泊費や交通費がかかりますが、宿探しの手間が省け、確実に出走権を手に入れられるメリットは絶大です。予算が許すなら、最もストレスフリーな選択肢となります。
まとめ
青梅マラソン2026の参加費は、30kmの部で11,000円、10kmの部で6,000円(一般)という設定でした。決して安価ではありませんが、伝統あるコース、充実した参加賞、そして沿道の熱い応援を含めた体験価値は、価格以上のものがあります。
高校生割引やふるさと納税枠など、ご自身の状況に合わせた賢いエントリー方法を選択することで、満足度はさらに高まるはずです。次回の青梅マラソンで、歴史ある青梅路を駆け抜ける準備を今から始めましょう。


